きっかけ その2
- 梨弥 白土
- 2016年9月13日
- 読了時間: 3分
私の昔話の続きです。
大学時代、IllustratorやPhotoshopのアプリケーションを使う機会があったものの
ほとんど使いこなせず終わっていました。
周りは工学部なので新しいものに強い男子ばかり。
私はなかなか慣れなかったので周りに聞いてばかりだったのですが、
みんなに迷惑もかかると思い、自分で調べますが、なかなか上達しなかったのです。
新しい会社ではそれを主に使うことになり、
できることをコツコツやっていくのです。
ほぼ未経験で雇ってくれたので、聞くことにも寛容。
有難いことでした。
未熟でも、なんでもやる会社でしたから、夜中まで働くこともありそれは大変でしたが、いい経験になりました。
そこで今の仕事のベースができたと思います。
結婚出産とあり、何足も草鞋を履けない私は、その間は育児に専念。
結婚すると夜中まで働くことに、旦那さんの反対もありましたし、
その時はそれがベストだと思ったんです。
子供は可愛い。
【子供には母親がいることが重要】。
最初はそう思っていました。
でも、くすぶった想いを抱えて過ごす日々。
何かを夢中でしているママたちを見ると、羨ましい。
なんだか、、、物足りない。
毎日家のことと子供のことで終わるのか???
こんなにじれったくイライラしている自分。
子供はそんな母親といて幸せなのだろうか?
そして、
私は・・・・・
幸せって感じている?
答えはNoでした。
そう自覚してからは行動あるのみでした。
専業主婦の間、花をあしらうことが趣味だったのもあり、
近所の素敵な花屋さん(→結いのはな)に、働けないか打診してみたり。
結果、行動する力を得て、私の想いが通じ花屋さんでは雇ってもらえることになりました。
後押ししてもらった素子さん、私を雇ってくれたオーナーには本当に感謝しています。
ここに至るまでにも色々な葛藤がありました。
「子供に、旦那さんに申し訳ないかな?」
「私なんかに務まるのか?」
「母親として失格じゃない?」
「お給料に見合う働きができているのか?」
とか
本当にたくさんの葛藤が。
もしかしたらどこかの誰かは何かを言っていたかもしれません。
働きながら、子育てをしながら、自分のやりたいことに正直になることは
自分が持ってない力を認めないといけません。
そんな自分に落ち込むこともある。
それでも
「つくりたい」という想いを共感してくれる一人ひとりに支えられ、
「幸せを感じられる自分になりたい」という
自分の気持ちに正直になった結果なのだと感じています。
「自分のできること」を信じ、たくさんの応援してくれる人がいることを忘れないで、
私はこれからも「つくり」続けたいと思っています。
そして私も、
誰かの夢や想いを
応援する人になりたいと、
心から思っています。
私にできることは、
前向きな気持ちを持ち、
自分を信じるためのきっかけになるデザインを作ること。
長くなりましたが・・・
読んでくださってありがとうございました!
あなたのお手伝いができる時を楽しみにしています!!
R i y a